火災の30%は電気によるものだと知っていますか?

風が強い寒い冬にダッフルコートを着ながら、家に帰って来る。部屋に入り、灯油ストーブを点け、コートをハンガーに掛けてストーブの前に座り込む。
部屋の中であまり動きたくありませんよね。(自分はそう・・・)

特に冬のこの時期に注意喚起が多くなされています。

あなたも自治体の消防車や広報車が地区を回っているのを見かけませんか?

冬だと空気が乾燥します。

湿っていて、水分を含んでいたら少しは火災を弱めることもあるのでしょうが・・・

 

火災の30%弱は電気によるもの

 

東京消防庁による統計(5年分)によると、毎年約1,000件の火災があります。

それの20〜25%が電気火災です。

平成17年の約6,000件に対して、平成27年度は約4,500件を下回っているが、電気火災は1,000件で高止まりしています。

 

電気火災の出火原因は代表的に5つあげてみます。

 

・維持管理不適

・取扱方法不良

・設置工事方法不良

・取扱位置不適

・構造機構不良等

 

これらの原因の中で、この冬に注意が必要な機械があります。
冬に使う暖房器具「ストーブ」

ストーブには、電気ストーブや灯油ストーブがありますが、どちらも大きい出力を出しています。

それなら、

冬に暖房器具を使用する際は何を気をつけていますか?
・ブログの冒頭のように、帰ったらそのまま必要なタオルや服をストーブの近くに置いていたりしませんか?
・この寒い時期に、服やタオル、ティッシュペーパーを部屋の行動範囲に置くことは基本だと思います。w

東京都の統計によると、物から1メートル未満の距離で電気ストーブを使用している人が6割を超えているようです。

離隔距離30cmでも開始から5分後、約100度になるとの実験があります。

 

ストーブの発火箇所は奥の方になっていますが、
それに安心しないでください。

 

見た目に騙されない

 

電気ストーブや灯油ストーブはコンロのように見た目にも火が出ていないので実感が湧かない

ことが気を抜いてしまうことなのかもしれません。
対処方法として一番重要なことは、

離れること
この日進月歩で進んでいるデジタル時代だが、まずは物理的に離れることで自分を守りましょう。

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