隣り合ってるコピー機を2台、同時に動かしたら「ジリジリッ」と音がなりました。
ちょっと怖いから見て、と言われて施設に行って見たら・・・
同じ回路に2台のコピー機。違う回路に1台ずつだったら良いが、2台は容量オーバーになる恐れがあリます。
通常、ブレーカーは20Aの製品が取り付けしてあります。
コンセントは15Aです。ブレーカー1回路について、コンセントは複数個繋がっています。
一般的な事務室では用紙入れが2段ほどの製品を使っているでしょう。
プリンタの消費電力は1,200W程度。ブレーカー1つに2台ならギリギリ?
プリンタにはパソコンから印刷をかけますよね。
パソコンも同じ回路から電気を取って入れば・・・ブレーカーOFF。デスクトップパソコンなら、作成中のデータが消去。デスクトップパソコンにはUPS(無停電電源装置)を取り付けるのでそんな心配はないのでしょうが、誰かが自分の仕事を放り出してブレーカー復旧に行かなければなりません。
これが分岐回路(それぞれの20A回路)のブレーカーだったら、とりあえずブレーカーを上げれば良いが、時々聞く話では、その分岐回路の大元のブレーカーがOFFになる・・・
知り合いと話していて、この機器は容量大きいけどそこの隣にあるコンセントにつなげば使えるよね!?・・・
いやいや、やめといたほうがいい。
隣も同じ回路になっていたらブレーカー落ちるよ。
掃除機を使っていて、いきなり照明やテレビが消えてしまったことはありますか?
リビングと旦那さんの書斎で、エアコンを点けながら掃除機を使い、娘さんが洗面所でドライヤーを、息子さんがキッチンで弁当温めるために電子レンジを使う。
あなたの家庭でもこれらは同時に使うことは考えられますよね。
これらで40A以上。
待機電力も考えると、50A以上の契約をしていないと家中の電気が止まってしまいます。
あなたのお宅の分電盤をみてください。
廊下や物置で高さ2mほどの所に白い60cm×30cmくらいの箱があると思います。
それの主幹ブレーカーが何Aでしょう?一番大きいブレーカーです。
一般家庭の場合、電気料金は主幹ブレーカーのアンペア数で契約されていると思います。
契約変更はできるのですが、変更してから再度変更したいときは、できるはずですが、1年未満だと保証金が取られる契約約款になっている電力会社もあるはずです。
注意しましょう。