経年劣化を見誤るとあなたの仕事が増える・・・

11月15日に田園都市線が朝5時35分頃に止まって、遅延により通勤・通学客の足に衝撃が走ったようです。

約5時間ほど止まっていて、

復旧したようですが、5時間も止まっていたら、都会では何人の方に影響が出るんだろう・・・

と思っていたら、

12万人・・・

しかも、テレビのニュースでは人が多く集まりすぎて、入場規制をかけているとのこと。

確かにテレビニュースでは、改札口前の階段上からカメラを回しているようでしたが、改札口前に満員電車のような動きがとれないような状況を映していました。

駅の外にあるバス乗り場にも大手百貨店での正月の初売りの時に映像が流れるほどの長蛇の列がありました。

しかも来るバスごとに満員・・・

遅延の後ろの方の駅の映像だったのかは都会人ではないので、駅の名前を聞いてもピンと来ないままに忘れました。w

都会の電車が遅延すると大変なことになるんだな、と再認識しました。

田舎のワタクシにはよくわかりません。

なぜ電車の遅延が起きたのか?

原因は電気系統のトラブルのようです。

電気を送るケーブルとケーブルを載せている架台が接してしまったようです。

それによって、電気系統が機能しなくなったようです。

 

電車は電気が供給されて走っています。

ということは知っていましたが、仕組みがさっぱりわからないので調べてみました。

電車の上を通っている架線と電車の下を通っているレールに電気が流れている。

変電所から架線とレールに電気が流れることで電車が進んでいきますが、電気がないと本当に動かなくなるんですね・・・

普段乗らないのでなんとも思っていませんでしたが、

 

私はレールに電流が流れていることを知りませんでした。

ホームから線路に落ちた時には、絶対にレールに触れてはいけない。

と聞いたことがあります。

これが理由か!

感電しちゃいますからね。

 

なぜあんなところにケーブルが出ていたのか?

テレビの映像を見た限りでは、天井の下を鉄製の架台があり、そこにケーブルが載っていたようです。

映像ではそのあたりが黒くなっていました。

ケーブルは絶縁体(ポリエチレン)で導体(銅)の表面を覆っています。

あなたもホームセンターで切り売りしているケーブルを見たことがありますよね。

薄い皮が一枚だけで導体を覆っている訳ではありません。

架台は鉄またはアルミ製だと思います。

(鉄なら溶融亜鉛メッキやアルミダイカスト)

この架台はケーブルラックと言われ、ケーブルを何本も載せることができるものです。

以前の記事で配線方法について書いたので、そこに3種類の配線方法が載っています。

施工も楽なんですよね。

ケーブル保護のために配管をするなら、何本もの配管があり、それの1本ずつにケーブルを入れることを考えると手間がかかります。

ケーブルラックはハシゴのような形状をしています。

ですので、ベロベロとケーブルを伸ばしてあげて、そのハシゴの桁に紐やインシュロックなどで縛ってあげれば施工完了になります。

(君の名は。に出ていた、「組紐」じゃないですよ!)

天井仕上げの下にケーブルラックが走っていたので、後からのケーブルを増やすことや劣化したケーブルの交換も考えられているのだと思います。

配管なら、ケーブルを抜いてから入れ直す作業になります・・・

めんどくさい。

なぜケーブルとケーブルラックがショートしたのか?

架台であるケーブルラックとケーブルの導体が接してしまった理由を2つ考えてみます。

・経年劣化でケーブルの被覆硬くなったりすることで伸縮性がなくなり破れてしまった

・鳥や虫などが長年チクチクかじったりしていた

普段電車に乗らないのでさらに感じるのかもしれませんが、

電車がホームを通り過ぎる振動や音はかなり身に染みます。

その振動がケーブルラックやケーブルに伝わって、少しずつ動いていると思います。

ケーブルの外装被覆はポリエチレンゴムですので長年の使用により硬くなってしまっています。

あなたの家に青いバケツはありませんでしたか?あのバケツはポリエチレン製です。

長年使っていると、

地面にポトリと落としただけでヒビが入ったことはありませんか?

水がチョロチョロ漏れるとショックを受けますよ。

硬くなったポリエチレンが振動で動いた時にヒビができ、それが大きくなってしまってケーブルラックと接してしまったのでしょうか。

 

もうひとつは、鳥や虫がチクチク外装被覆を傷つけていたのかな?

そんなわけないだろ!とのツッコミは少し待ってください。

電気機器には虫やホコリが中に入ってこないように対策が練られています。

コンセントタップでもホコリ防止扉が付いています。

受変電設備であるキュービクルは、虫除けのためにパンチング穴が空いた鉄板が隙間に張り巡らせています。

対策はあるのか?

経年劣化の対策になるので、毎年や数年に1回の点検をすることが必要です。

設置しから1年や2年では大きな変化はないです。

しかし、5年10年と時間が過ぎていくと、若干でも変化がわかるようになります。

その変化を記録しておくことで、どの部分を優先的に行う必要があるか確認できます。

直射日光や風雨がかかる部分、人や物がぶつかる部分が優先されるのでしょう。

 

ケーブルは、一般的には20、30年ほどが寿命と考えられています。

二子玉川から渋谷間は1977年に開通しているようなので、40年が過ぎています。

施設ごとに長寿命化を考えて修繕の予定は立てていると思います。

確かに、耐用年数通りに全てのケーブルや機器を交換することは現実的には難しいのかもしれません。

しかし、悪い意味でテレビや新聞、インターネットニュースに載ったほうが金額的にもマイナスが少なくなります。

何かやらかすと、

原因究明のために調査済みの箇所も含めて全ての調査をやり直さなければならないです。

二度手間にもなります。

 

 

受変電設備でトラブルを抑えるために!

なるべく長持ちさせて故障や不具合が無いようにつかいたいですよね?

そのために、受変電設備やキュービクル などの情報をまとめました。

受変電設備が故障や不具合が起きると、

その建物の電気が全て止まってしまいます。

 

施設の電気を非常発電機で全てまかなえる施設は少ないはずです。

そのために少しでも情報を頭に入れておいてもらいたいです。

 

また、電気は見えないので煽ってくる工事業者さんもいるようです・・・

そのためにも理論武装して口車に載せられないようにした方が良いと思います。

 

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