LED電球は消えることはないよ、、、基本的に。

先日、Yahoo!ニュースを見ていたらLED電球の寿命についての記事がありました。

記事の先頭から

「なぜLED電球の寿命はだんだん短くなっているのか?」

LED電球が世の中に登場した初期のころは、パッケージの箱に「5万時間もの長寿命」「10万時間使用可能」などとうたわれていました。しかし、記事作成時点では販売されているLEDの多くが7500~2万5000時間程度の寿命となっています。

LED電球が出始めたときに10万時間使用可能などと記載されていたんだ・・・

LEDとはざっくり言って。。

確かにLEDの構造として、p型半導体とn型半導体による結合が生まれることで光が発生します。

合わさった正孔と電子によって光が生じます。

そこで生じた光がそのまま使われます。

蛍光灯や白熱電球は?

蛍光灯や白熱電球ではどうだったんでしょうか?

白熱電球は、フィラメントを熱することで光を生じさせます。

蛍光灯は複雑なので、このWebページがおすすめです。

このように白熱電球や蛍光灯では、熱を光に変換する作業があります。

 

なぜ熱から光にするとよろしくないのか?

・効率が落ちる

・熱が出る

 

熱から光に変換する作業があるとロスが出るので効率が落ちますよね。。

そこで発生した光をそのまま証明として使えたらどんなに簡単なことか、、

 

そしてそのロスが発熱に変わります。

ランプの発光面に熱を生じてしまいます。

それによって熱に強くないものはダメージを受けてしまいます。

例えば、

スーパーで売っている野菜やお肉に熱が当たると鮮度が落ちてしまうことがあります。

より新鮮で美味しい商品を提供するためには照明器具にも気を使っているとのことです。

 

ランプや電球の寿命ってなに?

ランプや電球の寿命とはなんのことでしょうか?

白熱電球や蛍光灯であれば、

電球やランプが不点灯になり、切れた状態を示します。

 

LEDの場合はどうでしょうか?

半導体による構造のため、基本的にLED電球は切れることはありません。

問題は熱による基盤の劣化などにより寿命よりも早く不点灯になることがあります。

大手の電機メーカーなら、機器の保証期間は決められています。

しかし、使用年数などを考慮してサポートしてくれるメーカーが多いはずです。最初から粗悪なものを安く販売している謎のメーカーさんたちなら違うのかもしれませんが・・・

光源の寿命はどのくらい?

白熱電球の寿命

白熱電球の寿命は1,000〜2,000時間になります。

100年以上前の技術を用いて作っている電球が貢献しているのは楽しい現象ですね。

最近ではあまり使われなくなりましたね・・・

色合いが好きで使いたい方はいたのですが、LEDでも似たような色合いが出せちゃう時代になったので・・・

寿命が短くて交換する手間がかかることが苦しいところです。。

 

蛍光灯の寿命

蛍光灯の寿命は6,000〜12,000時間ほどになります。

製品で違いがあるために寿命に幅が大きいです。

メーカーさんがLEDを売りたいので(ww)、どんどん生産中止になっています。

ランプ交換や安定器交換をしたいのに部品が生産終了になっていることが多くて困っています・・・

 

LEDの寿命

LEDの寿命は40,000〜60,000時間になります。

先に書きましたが、

LEDは不点灯で切れた時が寿命ではありません。

当初の70%に光が落ちることが寿命となります。

使い始めて10年弱の施設が多いと考えられますので、まだ寿命まで使い切っている施設はあまりないのではないでしょうか

どのくらい落ちるのか比較した施設を自分の目で見てみたいとは思っています。

比較しないとわからないため、そのまま使い続けてしまうのではないかと考えています。メーカーさんとも笑いながら話しています!w

それにしてもLEDは良いんでしょうが、照明器具としての電源装置や外側の劣化で交換せざるおえない状態になる、、

とは、メーカーさんが主張しますね。

蛍光灯でもそう言われるけど、30年や40年ほど前の照明器具がどこにでもありますよね。

だから蛍光灯の安定器部品の生産終了は頭が痛くなる・・・

 

寿命が尽きる前にわかりたい!

寿命がおおよそどれくらいということはわかっていても、いざ不点灯にならないと交換なんてしませんよね。

心の準備をしていないときに点かなくなると悲しいやら悔しいやらでテンパってしまいます。

照度計による計測

年に一回でも照度計を用いて計測してみたら良いのではないでしょうか?

LED照明の照度が落ちてくることを見ることもそうですが、蛍光灯が経年劣化で寿命がくることも発見できるかもしれません。

新品ランプを取り付けしてみる

実験的に古いランプや電球のなかに新品のランプや電球を取り付けして見るとどの程度の劣化具合なのかを知ることができます。

あまりにも劣化が進んでいる場合、照度測定をしなくても交換してしまったほうが作業性にも良い影響を与えてくれます。

薄暗いところで作業するよりも明るいスペースが良いですよね。

 

見た目で判断!

LEDなら比べてみないとわからないと思います。

しかし、蛍光灯や白熱電球なら見た目に違和感が出てきます。

チラツキや端部が黒ずんできます。

その違和感を見て見ぬ振りしないように気をつけていれば、いきなり不点灯になってテンパることは少なくなります。

 

まとめ

LED照明や白熱電球、蛍光灯などの照明器具の寿命がどんなことを意味するのかを頭に入れることで一つの記事に一喜一憂することは無くなります。

電気量販店や街の電気屋さん、電気工事屋さんの営業トークで不必要な商品を購入することも無くなります。

 

営業さんには良い情報をもらう、くらいのつもりで話していた方が良いと思います。

熱い方はより良い情報を伝えてくれるので、その代わりに何か購入してあげたくはなりますね。。w

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