仕事でAutoCADを使っています。
CADの使い方を知らなかったところから、そこで使っていたCADがAutuCADだったというだけです。
仕事をしている工事屋さんや設計事務所と打ち合わせをしていると、
JWCADやDORACAD、設備用のCADの様に何種類もあります。
どれが使いやすいのかは知りません。
なぜなら使ったことがないからです。
しかし、仕事をする上では互換性がないとどこでも使えません。
互換性がないと自分が使っているCADを相手に渡せません。
渡せなくても良いじゃないか!
自分で全てやればいいんだし!
そんなわけにはいきませんよね・・・
図面はどうやって作図する?
建築・設備といろいろな分野があります。
一括で全てできる会社でも監理をすることはできるでしょうが、図面まで全て自社で行うことはないのではないでしょうか?
どこかで外注するなりが発生するでしょう。
全て自社で抱え込もうとしたらどんだけ大きな規模にしなければならないのか・・・
最近ではどこの会社でもCADを使っていることでしょう。
小さな工務店のおじさんも
肩こりがひどい、
と言いながら図面を書いている様でした。
ドラフトテーブルの前で手書きによって図面を書いてきた人たちなので、パソコンの前でポチポチとボタンを押していると一点に目がいって苦しいのでしょうか?
手書きの図面なんて書いたことがなかった私にとっては理解ができません。
手書きで書くと、
間違ったら消しゴムで消さなければならない。
前に戻ることができない・・・
次の図面にコピーペーストできないとまた書き直すの・・・?
この様な不安が湧いてきます。
数十年間この業界に関わっている方ならこの様な話を聞いたら、何をいっているんだ!と思うでしょう。
私が「手で製図をする」ということを???と思うとは逆ですよね。
どのようにCADを選ぶんだろう?
冒頭で書いたように私は仕事を始めた時に、AutoCADがそこにありました。
・工事屋さんや設計事務所の方に聞いてみると、
・無料のCADでいいや。
・そんなものに金をかける意味があるのか?
・知り合いの会社で使っているものと同じにしよう。
という上のような話を聞きます。
私のように入社した時にはすでに使っていたという方もいるようです。
AutoCADを使うと、DWG形式でのファイル形式になります。
JWCADならJWWのファイル形式になります。
これらはそのままでは他のCADでは開けないことがあります。
今までの私のしょうもない経験では、
DXF形式にすればとりあえず読み取ってもらえる。
AutoCADのシェアが3割ほどのようですが、
DWG互換CADが大手ゼネコンでも使われているようです。
AutoCADは価格が高いです。
1年間のライセンス購入で169,500円になります・・・
ガンガン書いたり編集したり、チームで共有するヘビーユーザーならその価格でも使う価値はあるのでしょう。
ただただ図面を書いたり編集したりするだけの個人ならどこまで価値があるのだろうか・・・
AutoCADじゃなければいけない?
現在、AutoCADはサブスクリプション契約しかしていないのでスタンドアロンでソフトを購入して使い続けることはできません。
以前に購入したAutoCADのCDを使ってインストールすることはできますが、バージョンが上がっていくと最新のソフトを使っているお客さんから読み込みができないファイルが送られてくることも考えられます。
ソフトウェアの維持管理費用がバカにならないため大手ゼネコンでもDWG互換CADが使われているのでしょうかね。
法人契約になるとどうなるのかは知りませんが・・・
まとめ
ファイル形式を揃えればファイルを開くことができるので高いお金を使ってAutoCADを使う必要があるのか疑問です。
自分で使っていてもそう思います。
私のような使い方なら互換性があるCADを使えば仕事ができそうです。
DWG互換CADの営業さんがパンフレットを置いていったので見ていましたが、普通に使えそうな気がします。
しかし、ファイル読み取りでもできるソフトを置いていってもらえたら試せたのに、
「できますよ」
だけでは信頼は置けません。
困るのは私たちだけではなく、相手方にも迷惑をかけることになるので試供品をもらえるとハードルが下がると思います。
(互換CADのメーカーさんたちへ、営業の方法を提案します)
ハードルを下げないと不安が消えないので二の足を踏む恐れがありますよ!