つい先日まで一日中半袖で生活していましたが、朝晩は半袖では肌寒い季節になりました。
テレビCMでは暖房用エアコンが出てくるようになりました。
空調機メーカー「ダイキン」のCMでは、
旭川ラボでの試験結果を前面に出したCMが流れていました。
「-20度にも達する土地でも快適に使用できる」
私は東北地方に住んでいます。
一番寒い日でも-10度にはならないはずです。
そんなところがなぜ旭川の気温を比較したCMを流す必要があるのか・・・
シカゴでの生活
数年前に11月末から12月初めにシカゴに行きました。
そこでは、日が出ている日中でも-10度ほどでした。
夜になってどのくらい寒いのかと思い、外に出て見たら・・・
完全防寒でなければ痛かったです。
ふと手袋を外したら、寒いを通り越して痛い。
こんな感覚は初めてでした。
シカゴなら旭川での試験結果が役立つのでしょう。
自分の土地にあった使い方を示してもらいたい
シカゴ以上に気温が低くなることはこの地方ではないでしょう。
旭川で試験行ったのはわかったから、東北地方での試験はしなかったのか?
そこまで気温が低くならないから、それより性能を落としてでも少し安い製品が出ないのかと感じます。
微妙な仕様の違いが「寒冷地用エアコン」と銘打つ仕様なのでしょうが・・・w
オーバースペックのためにお金を払いたくはないですよね。
寒冷地用のエアコンは室外機がヒーターを背負っていて、霜が降りた時でもエアコンが動くようになっています。
その分、使用電力は大きくなります。
エアコン設置で冬に注意することは他にもある
大雪で室外機が埋まってしまうほどの雪が積もってしまうと、それを溶かすほどのヒーターは持っていないので使えなくなります。
雪除けの細工が必要になります。
室外機が壁の前にある場合、
室外機上の壁に細工をし、合板や単管パイプで細工をして溜まった雪が室外機に当たらないようにしている施設もあります。
これは冬にもエアコンを暖房用として使う方だけではありません。
夏に冷房用として使っていて、冬は灯油ストーブを使っている方々にも注意が必要です。
使わないからといってメンテナンスをしないと、除雪車が行き来した影響で雪が押されてエアコンにぐちゃっと押し付けられていることもあります・・・
冬にもエアコンを使うならメンテナンスを考えますが、他の暖房器具を使っていると忘れ去ってしまいます。
しかも、エアコンを使う際は、
前面を1mほど空けておかなければ効率が悪くなります。
空気が回らなくなるので、メーカーの施工説明書には注意事項と書かれています。
エアコンは空気循環がキモなので、空気をなくすような施工はありえません。
外壁に設置することも一つのてでしょう。
外壁設置でも注意点はあります。
他に、もし後々交換する際に、高所作業なので足場などの仮設費用が余計にかかることがあります。
まとめ
インターネットがどこでも使えるようになっているの、一括見積もりや電器店の広告で一式いくら、とのことが目にします。
その地域によっても違います。
また、地域の中で建物の構造や敷地によっても設置方法やそもそも設置できるのかも違ってきます。
一括見積もりや電器店の広告は参考までに考えることが大事です。
実際に建物に来て見積もりをしてもらわないと全く信用できません。
知り合いの家と同じようにすることはできないと思った方が良いので、その建物ごとに考えましょう。
面倒だけどね・・・