最近、固定電話使うことはありますか?

初顔合わせのメンバーと会議室で打ち合わせをしていました。

珍しく少しピリピリした雰囲気です。

次第は順番に進んでいき、中盤を折り返しました。

その時、入口付近で壁に設置してある内線電話が鳴りました・・・

皆さん静まり返って電話の音だけが鳴り響きました。

スマホや携帯電話と違って、内線電話は簡単にバイブにして音を消すことは難しいです。

(難しいというよりもやり方を知っている人は少ないでしょう・・・)

そもそも呼び出しかけるために設置してあるのに、音を消したら意味がありません。

 

内線電話は無くなったのか?

10年前、内線電話をなくそうとしていた施設を見たことがあります。

事務所の中は机の上に内線電話を置いていますが、他の部屋には置かないでPHSを持たせるように考えられていました。

その頃でも、携帯電話が普及していたのでPHSを持たせることが問題にはならないようでした。

使い方がわからない・・・

なんて人はいなかったのでスムーズに移行できたようです。

総務省の「平成 28 年通信利用動向調査の結果」を見てみると、

自宅に固定電話がある世帯は5年前の平成23年よりも11.6%下がっています。

・平成23年:83.8%

・平成28年:72.2%

サンプルサイズが40,592世帯なので、

・平成23年:34,016世帯

・平成28年:29,307世帯

これをみると、約5,000世帯も減っている・・・

昔ながらの家庭なら、前から設置していた固定電話をなくすることは少ないでしょう。

核家族化が進んでいるからなのか?

厚労省の国民生活基礎調査を見てみました。

これは3年ごとに調査が行われているようです。

世帯人数は全国平均で2.51人。

東京は誰もがわかる通り少なく、2.24人

北海道は広いから田舎から札幌などの都市に移るのかな?(2.27人)

都市部と違って、四国はなんで低いんだろう・・・?

若者が関東関西に出て行って、高齢者だけの世帯になるの・・・?

1人世帯も増えている・・・自分か・・・

 

PHSを使うには何が必要なのか?

電話主装置からPHS用のアンテナを設置すれば使えます。

外線を何回線実装できるのかも主装置の仕様で決まってきます。

PHSを使用することも主装置により決まります。

・電話主装置:電話システム中央装置

外線電話や内線電話の設定もできる。

外線着信や着信制限もでき、各部屋の使い方によって外線の使い方も変更できる。

外部の方が使う会議室では勝手に外線電話を使われると、電話料金が発生してしまいます。

外部に電話をかけたいなら、携帯電話やスマホを使わせれば良いでしょう。

事務連絡で使ってもらいましょう。

内線電話だけではなく、PHSにも同じように設定ができます。

中にはバカな人がいて、PHS渡したら個人的な電話で使っていた、なんて話も聞いたことがあります。

・PHSアンテナ:電話を使うために、電波がないと繋がりませんからね。

アンテナには伝送距離があるので、アンテナ間の距離に注意が必要です。

建物の造りによっても距離が長くなったり短くなったりします。

たとえば、コンクリートの建物なら(RC造)、壁で遮られるので電波が遠くまで飛んでいきません。

軽量鉄骨の壁(LGS)になる場合の方がいくらかはよくなるようでした。

 

PHSのメリット、デメリットでうまく使い分けたい

メリット:棚やロッカーが置くスペースができるので、書類整理が行いやすくなる。

また、携帯電話は普段使っていると思いますので、操作もやりやすくなります。

固定電話の方が使い方わからない方もいるのではないでしょうか?

動き回る職業なら、PHSがあった方が良いでしょう。

(介護士や看護師)

デメリット:PHSを個人に持たせた場合、部屋からトイレや廊下に立ったときに部屋にいる方を呼び出せない。

また、携帯電話のマナーとしてマナーモードにしてバイブしか鳴らないように設定する方がいます。

呼び出しても聞こえない・・・

(先生など?)

音が出る部屋での作業中なら聞こえないでしょう。(空調室のようにモーター使っていたら)

 

大先輩と話していて笑った話では、

「PHSのボタンが小さくて押しづらい!」

吹き出しました。

 

まとめ

今のデジタル社会ではできないことを探すことの方が大変です。

20年ほど前はどこの施設でも各部屋に内線電話が設置されていました。

しかし、PHSや携帯電話が普及してきました。

それから、事務所や学校などでも1人1人にPHSを持たせるようになりました。

事務所や会議室から内線電話に変わり、どこからでも電話ができるか設定できるようになりました。

電話主装置で外線発信の可否や着信はOK、発信がNGのような設定もできます。

スマホや携帯電話を使っているあなたなら、固定電話を使うことがないと思います。

一般家庭でも固定電話の契約を解約する、との話も聞きます。

内線電話をPHSに変更した施設がありました。

メリットは、壁際に棚を置けたり、ホワイトボードや掲示用クロスを貼ることもできます。

部屋の中を有効活用できます。

デメリットは、部屋の人を呼び出したいときに廊下やトイレに行ったときに呼び出せないです。

PHSをずっと持ち歩いていて部屋に設置していないとき、部屋の方に連絡したいときは誰が使っていて、どの番号か調べる手間が出ます。

 

使い方によってどの方法を選ぶのか、を考えないと使い方と方法のギャップが出てきます。

 

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