やっと雪が降る量が落ち着いてきましたね。
雪で道路がガタガタになって、車が左右上下に揺れながら走ることはなくなりました。
道路上を除雪した雪が1mほどになっている場所で積まれて固くなった雪が道路上に落ちてきて車の下を擦ったりしました・・・
大きい雪の塊だったら車がひっくり返る危険があったと思います。
怖い・・・
事務所や家の周りに雪が溜まる理由
国道や県道のような大通りだけではなく、狭い道でも除雪車が道路の中央部分から雪を押しのけてくれます。
コンクリート塀やフェンスがあると、
雪を押してしまって塀が壊れることもあるらしいです・・・
塀がなければ玄関や軒下まで雪が溜まってしまうことがあります。
玄関なら、自分たちやお客さんが出入りするので除雪をして道を作ります。
しかし、軒下で出入りがない箇所なら軒下まで雪が積もってしまうことがあります。
そこに
エアコンの室外機があったら・・・
除雪車に押された雪に押しつぶされますね。
エアコン室外機は壁に架台を取り付けされているか、基礎コンクリートを設置して下に置かれていると思います。
基礎コンクリートに設置する場合、
押された雪がそのまま室外機にぶつかってきます・・・
壁付け架台の場合、
架台の下まで雪が溜まっても影響は出ません。
除雪車に大きな塊を押されてもすぐには室外機を押しつぶしません。
しかし、雪が押されてこないからといって安心はできません。
ドレン配管が埋もれたら雨漏り?
室外機や室内機からのドレン配管がありますが、それが雪に埋まってしまうと熱交換して出てきた水が排出できなくなります。
排出できないと逆流して室内に水が流れて、壁や天井の仕上げを汚してしまいます。
雨漏り!?
と思うかもしれませんが、ドレン配管からの水漏れの可能性もあります。
そのほかにも要注意事項があります!
それは、
屋根からの落雪です。
仕事で行った施設で傾斜屋根の建物がありました。
大雪の後でも屋根がきれいで雪が積もっていませんでした。
その下を見ると、
軒下まで雪が山のように3mも溜まってしまう
すごいな・・・
と驚きながら裏側に回った時、言葉を失いました・・・
ちょうど屋根から雪が落ちてきました。
しかも、
その下にエアコンの室外機が・・・
施設用エアコンの室外機のようで架台を含めて2.5mほどの高さになっていました。
そこに屋根から雪が落ちてきて50cmほどの架台が一気に埋もれました・・・
その施設の方と話していたら、
毎日エアコン周りの雪を除けるようです。
エアコンの前に雪の山を置いておくと熱交換ができなくなります。
据付説明書を見ても、前後左右の障害物との離隔距離の目安が書かれています。
1mほどは壁や隣家、雪囲いとの離れを取りたいですね。
まとめ
雪が多い地域は外部に機器を設置しない方法が良いのでしょうか・・・?
除雪で押された雪から室外機を守ろうとしても難しいです。
守るためには道路に面した壁には室外機を設置しない方が無難です。
しかし、建物の裏側に室外機を設置したからといって安心ではありません。
屋根からの落雪が危ないです。
室外機に直接落雪すると破壊につながります。
落雪が直に当たらなくても、室外機の周りを取り囲むように溜めてしまうと機器の不具合や効率の悪化を招きます。
機器の取扱説明書や据付説明書も確認する必要があります。
そんなことは業者さんに任せるだけ!といって後々痛手を食うのはあなたです。
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