冬にできる氷柱から建物の心臓である電気設備を守る方法

先ほど東京で働いている先輩から電話があり、

東京方面の雪騒ぎは静まってきたようです。

帰りの電車が渋谷駅で乗り換えするようで、降りたようなんですがすごいことになっていたようです。

人でぐちゃぐちゃ・・・

電車から降りようとする人たちがいても乗り込んでくる方がいて、降りられず戦場となっていたようです。

確かにテレビの映像でもバス乗り場を写しているらしかったですが、人がうじゃうじゃで何なのかがわからなかった・・・

先輩曰く、

東日本大震災の時、電車が動かなくなり帰宅難民になった時と似たような感じ、

だったそうです。

東北地方に住む私には理解不能です・・・

満員電車でさえ立ちくらみがしますし、

駅で電車を待っていて満員電車が来たら、後ずさりして次以降の電車に乗り込む準備をします・・・

後ろに並んでいた方々からは、怪訝な目で見られました・・・

地震と大雪の駅の雰囲気が似ちゃうのは驚きです。

テレビで見ていて、

レイボーブリッジでの通行止めはかわいそうでした。

スタッドレスタイヤを履いて車に乗っている人たちが大半なんでしょうが、ノーマルタイヤを履いていた数人のせいで動けなくなるのは悲惨ですね。

警察から捕まらないのかな??

こちらでも今日の午後から1週間は雪が多くなりそうです。

雪が積もっていくことで、

こちらで怖いことのひとつは、屋根を巻き込んで雪が固まっちゃうことです。

そうなると、氷柱が伸びて来ます。

12月中に雪が積もった時、ふと上を見ると1mほどの氷柱がありました。

その後、少しずつ気温が上がってくると、

ポタポタっと雫が落ちて来ますが、ふとした瞬間に外から「ボダッ」と音が聞こえます。

血の気が引く音です・・・

私の車は屋根下の駐車区画に停めています。

屋根下にかからないように、少しでも道路ぎりぎりに置けるようにしています。

以前、車検のために車屋さんに行った時に、

廃車になった車かと思うくらいに、屋根が凹んでいる車を見たことがあります。

車に乗っているときに氷柱が落ちたら、と考えるとビビります。

車屋さんに聞くと、1シーズンで何台かの車がこのような状態で運ばれてくるそうです。

 

屋根が巻き込まれた雪や氷柱によって電気機器も危険にさらされます。。

外壁に設置している機器がこれに巻き込まれて破損する危険があります。

 

半分冗談で、外壁照明に雪が積もっている時に、

これの耐雪荷重はどのくらいなんですか?

と話していました。

そんなことを考えて施工していません。

しかし、雪国では考えてみることも必要かもしれません。

その外壁照明は平べったい器具でした。

確かにそこに雪が溜まっていました。

メーカーさんに聞いてみようとか思いましたが、それよりも施工したアンカーボルトの強度を確かめることが必要です。

アンカーボルトにも種類があります。

・通常のアンカーボルトで鉄筋にアンカーボルトを固定して施工する

・コンクリートを打設してから穴を開けてアンカーボルトを打ち込む

・コンクリートを打設してから穴を開けてアンカーボルトを埋めてナットで締め付ける

・化学反応を利用して埋め込んだアンカーボルトを固める

後ろの3つがあと施工アンカーと言われます。

使うもので全く仕様が異なります。

逆に色々な種類がありすぎて、カタログを見ると頭が痛くなります・・・

 

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