電気で時間を有効活用しよう

Bluetoothと照明器具って関係ある?

先日、いきなりメーカーの営業の方が飛び込みで来ました。

照明メーカーのオーデリックの担当の方でした。

正直やるべきことがあったので、聞きたくもなかったです。w

ブログのネタになれば良いか、と魔が差しました・・・

近年は施設を新築する場合、施設内のほとんどがLED照明器具になります。

数年前だと、LED照明でも良いけど取り付けできそうな器具がない。

などのストレスがありました。

取り付けできる器具があったとしてもメーカーがバラバラになって、照度計算にものすごく手間がかかったりしていました。

それを妥協して、同じメーカーの器具に揃えて設置したりすることは、面白くありません。

カタログは何時間も見ていられる

そして先日、

カタログを見せてもらうと、

種類が多いし、形も多いですね。

メーカーの営業の方も蛍光灯がなくなりつつあり、いつまで製品があるのか聞かれてもなんとも言えない状態が続いていたようです。

買ったけど、3、4年で蛍光灯がなくなっちゃったら、ランプ交換できないです。

それに比べたら、LED照明器具はランプ部分の耐用年数と器具本体の耐用年数が同じです。

LED器具は40,000時間なので、1年365日間8時間、照明器具をつけていても13年は使うことができます。

器具本体の耐用年数は、

国税庁の法定耐用年数は15年ですが、

電気用品安全法では40,000時間と定めています。

国税庁の規定は、税金絡みの規定なので、電気用品安全法またはメーカーによる規定を見た方が安心です。

メーカー側の書き方も40,000時間になっています。

なんで照明器具でBluetooth??

オーデリックのカタログをペラペラとめくっていたら・・・

Bluetoothで照明を制御できる器具がありました。

入切のスイッチをつけて、電源ケーブルだけを器具間に配線してあげれば照明制御ができるようです。

Bluetoothが取り付けしてあるのは、「照明器具」ではありませんでした。

ランプがBluetoothにて制御できるようになっているようです。

1回路20Aのブレーカーだとすると、

Hf32W−2灯用相当(45W)が20台を器具間ごとを配線するだけで50%や75%、消灯などを設定できるようです。

その設定も、タブレット端末を使うようです。

ワクワクしませんか?

他にはリモコンもあり、シーンを設定しておくとその番号を押すだけで、自分たちで決めた制御ができるようです。

Bluetoothの通信距離はどのくらいか?

あれっ?

Bluetoothって、5mから10mほどしか通信できないのではなかった?

聞いてみました。

「そう、その通り!」

20台も照明器具繋げられないじゃないですか??

と思ったその時、

 

「だから、ランプごとにBluetoothを持たせていて、渡り配線で照明器具に配線をしていくんですよ」

 

それなら、一番近い照明器具が10mの距離にあれば全部を制御できるんだね。

渡り配線とは、照明器具1台ずつを順番に配線していく方法です。

他には、プルボックスやジョイントボックスを用いて、その箱で何台かを接続してやる方法があります。

このBluetoothランプの場合は、渡り配線をする必要があるようです。

 

大きい会社の事務スペース全体を行うことには、課題がありそうです。

照明器具が20台では済まないでしょうし、1箇所で一人がスイッチを押すことで全体を制御することは不可能です。

タブレット端末を何台かに分けて運用するようになりそうなので、10m四角程度の事務室などにはこれがあれば、誰か一人が机の上でタブレット端末を操作すれば消灯、点灯ができます。

事務室の壁際まで立たなくても良いので、昼寝をするときには最適です。

まとめ

LED照明器具の割合が多くなってきてから、新たな機能がある器具が多くなっていると感じます。

設計をしたりする側としたら、種類が多くて頭が混乱することがあります。

こうしたい、と思って使おうとしても

少し違った使い方だったりすることもありました・・・

しかし、

単純にワクワクしませんか?

さらによくできる可能性を自分の手で作り出せるかもしれません。

なんでもできそうな商品たちを、その施設にあった使い方で以前よりもより良くできたら達成感があります。

 

この商品は、既存で蛍光灯を使っていた施設のランプ交換用部品としての意味合いが強いのかもしれません。

照明器具のソケットもそのままで、安定器を回路から離して接続すれば使えるので比較的ラクに設置できます。

モバイルバージョンを終了