LEDが出始めの頃、トイレの照明でLEDを採用することが多かったです。
メーカーさんに、
「製品を使ってるのを目立たせないの?」
と聞いて見ました。
しかし、トイレに設置したものを見てみると、
光がきつい・・・
自分の部屋には要らないけど、トイレならいいかな〜
との会話をしてました。
なぜかというと、狭い部屋なので数を多くしなくても良いから、金額的にお試しにはちょうど良い、そんなに明るくしなくてはいけない事務室とは違うので少し暗くても問題ない、10分に1回は入切が発生することもあるので、耐久的に蛍光灯よりLEDの方が長くもつ。
蛍光ランプは始動時が電極にいちばん負担が掛かります。これは始動時に電極(フィラメント)に定格の2倍近い電流が流れることと、高圧が掛かり電極に塗布してある電子放射物質が消耗するためです。したがって図4.3に示すように、点滅頻度により寿命が変わります。通常1日数回の点滅は問題ありませんが、点滅回数の多い場合は寿命が短くなります。
蛍光灯は点滅の時に、2倍近い電流が流れます。
いつも以上に力がかかれば消耗は激しくなるため、寿命が短くなります。
変速を重たくした自転車では、動き出す時にものすごい力が必要です。
それを1日なんども行ってください。
蛍光灯は何も養分を補給してません。
事務室を想像してください
朝に電気をつけると、昼に電気消し、また点けると終業までそのまま。
それに比べると、トイレなら一人でも2時間に一回は行きますよね。
どちらが多く点滅しますか?
その点、LEDなら点滅によって寿命が縮むことはありません。
LEDと蛍光灯の違いです。
人感センサーを使うときは点いたり消えたりするのでLEDがおすすめです。
先日の人感センサーの記事でも
消すのを忘れそうなのはどちらでしょう?
事務所や部屋なら消そうと思えば、忘れませんよね。
しかし、
トイレだと忘れませんか?
気持ち良くなって出てくると、消すの忘れちゃいませんか?
センサーを取り付けすれば気持ちよくなったままに、次の仕事に移れる!
仕事がはかどりますね!
必要な特性を見て器具を選ぶことも必要ですね。