電気で時間を有効活用しよう

照明のあかりで転びそうな小さな段差を解消する!

以前少し関わったことがある方から頼まれごとが・・・

施設の周りを散歩していた方がいたらしいんだけど、2、3段の段差のところで転んだらしいんだよ。

外周が歩けるようになっているから歩いていてもしょうがないよね。

そのあたりには照明がないんですよ。

そこよりも30mほどにはあるんだけど、花壇の影になってここまで光は届かないんですよ。

こんな話でした。

真っ暗なところを歩かなければ良いじゃないか・・・

夏場の夕方くらいなら良いんでしょうが、秋頃の夕方は暗いので危ないよ。

いつものコースで歩いていたのかはわかりませんが、慣れが確認をおろそかにしてしまったのでしょうか?

どうすれば暗くても段差を安全にできるか?

2、3段の段差に足を引っ掛けないようにすれば良いので、その対策を考えてみます。

・3.5mか4mほどの外灯を植栽部分に隠れないように増設する

・ガーデンライトを段差部分に設置する

・段差を削りとりスロープにする

この3つを考えました。

高さ3.5mか4mほどの外灯を植栽部分に隠れないように増設する

段差があるなら、その周辺全体を明るく照らしてやればいいでしょう。

遠くからでも段差があるように見えたら、転ばないですよね。

花壇を掘り起こして基礎を入れて明るくしたいです。

アスファルト舗装を掘り起こして基礎を入れることも考えられました。

花壇の中に3m離れた場所にガーデンライトが設置されています。

そこから電源をとろうと考えました。

他から電源をとることは難しかったです。

建物から電源を引いてくることになれば壁をコア抜きしなければならないので建物には悪影響を与えます。

合わせて、配管路が長くなるので金額がかさばります。

外灯を設置すれば良いのでしょうが、増設したくない理由もあります。

外灯を設置するときには、基礎を1.1mほど埋め込む必要があります。

この花壇は60cm立ち上がっています。

その倍の深さを掘り起こすことはやりたくありません。

なぜなら、植栽が並んでいる花壇を掘り起こすときに、その植物を一度抜いてしまわなければなりません。

お金がかかりますし、作業時間が長くなります。

施設を使っている方々にできるかぎり迷惑をかけないようにしたいです・・・

次に、

ガーデンライトを花壇の段差部分に設置する

高さが80cmほどのガーデンライトを花壇の端に増設することをかんがえます。

3mほど離れたところに設置してあるガーデンライトから電源をとれるので簡単にできそうでした。

既存のガーデンライトには、メンテナンス用のカバーがしてあったのでそこにプルボックスを被せてあげれば電源を分岐させられます。

これが簡単そうでした。

しかし、植栽がまた悩みのタネです。

3mほどなので植栽の隙間を配管で伸ばしてくることも考えました。

これで終わった!と思って、そのとき仕事を一緒にしていた方と話していたら・・・

「それはやめろ。えらいことになる!!」

ポカーンとしていたら、

「草刈り機械で配管をやられるよ、やるなら鋼管にしなよ。」

確かに、考えていた配管はエフレックス(FEP)でしたのでポリエチレン素材です。

 

その電気工事屋さんは先日、草刈り機で配管を切られたことがあるようです。

しかも、高圧ケーブルが入っていた配管のようです。

血の気が引きますよ・・・

ギリギリ、ケーブルには当たらなかったようですが、ケーブルに当たっていたらその方は死んでいたんでしょうね。

高圧ケーブルは、そのくらい危ないケーブルです。

 

段差を削りとりスロープにする

この方法は、半分冗談で検討していました。

段差の2、3mずつ先から削りとってスローぶにするので、その先にある駐車区画や歩行通路を使えなくなります。

そもそも暗いことには変わりはないので明るくした上でスロープにしたら一番安全なんでしょうね。

まとめ

明るくしたら全て解決するわけではないとは思っていましたが、やはりスロープにしたら良かったのかもしれません。

周りに何もなくて、基礎を入れるための掘削や電源の引き回しが簡単にできるのなら、4mほどの外灯をつけることが一番明るくなります。

しかしこの場合、花壇の植栽が悩みのタネになります。

花壇の植栽を抜いたりすることは最小限にしたかったです。

植物も生き物ですので無駄なことをしたくないです。

この本を読んでどの植栽なら時間をかけても良いのかをみたいです。。

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